カバー工法

元の屋根材に新しい屋根を重ねるカバー工法

カバー工法とは

カバー工法とは

既存の屋根はそのままに、その上から新しい屋根を設置する工法です。重ね葺きともいいます。
カバー工法にはいくつか特徴があり、近年施工件数が増えています。

カバー工法のメリット

コストが抑えられる

元の屋根の撤去費用がかからないので、全体的なコストを抑えることができます。

性能が上乗せされる

既存の屋根材の上に重ねるので、断熱・防音・防水性が向上します。

工期が短い

屋根の撤去等、葺き替え工事と比べて工数がかからないので工期が短くすみます。

カバー工法のデメリット

上から重ねる分重量が増すため、家の強度が十分でないと工事ができないケースがあります。また、屋根が重くなる分重心がやや上がるため、大きな地震が起こった際に揺れが大きくなることが考えられます。

カバー工法に向いていない屋根

瓦屋根

屋根材に厚みや波があるので、カバーする金属屋根をしっかり固定することができません。

劣化が激しい屋根

既存屋根の下地が劣化していると、そこを補修する必要があります。劣化の被害が内部にまで進行している場合、そのままカバー工法を行うと、後々になって二重に屋根を剥がして補修を行わなければならず、かえって手間がかかりトータルでのコストもかさんでしまいます。

カバー工法の流れ

STEP.1 板金の撤去と清掃

STEP.2 ルーフィング(防水シート敷設)

STEP.3 屋根材取付

STEP.4 廃材撤去

STEP.5 完成・お引渡し

お問い合わせはお気軽に

お問い合わせはお気軽に

カバー工法に向いているかどうか、また葺き替えと比べてメリットがあるか、などは実際に屋根の状況を確認しないと分かりません。現地調査、お見積もりは無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。